パチスロビートマニアのボーナス中のアイデンティティ


パチスロbeatmania(KPE)の公式HPで公開されている、ボーナス中のビートマニアプレイ動画だ。
パチスロ機において、出玉を増やす為には試行回数(つまりはゲーム数)が多い方が理論的に機械割通りに出る。高設定であればなおさらボーナスや通常ゲーム中に時間をロスしないよう素早く消化するというのが一般的だと思う。パチスロビートマニアにおいて、売りとなる要素がボーナス中のビートマニアプレイという事になる。もちろん、高確状態への移行などにベル・3択ベル役などの12回入賞という規定入賞回数によるモード移行という画期的な要素もある。ボーナス中というのはパチスロ機の演出のメインでありながら、ボーナスにゲーム要素が介入することを「おまけ」として考えがちだった。しかし、5号機になるとそうした「おまけ」が設定判別や出玉に影響を与えるようになってきた。

うる星やつら(銀座)やリングにかけろ1(銀座)、パチスロ戦国無双(山佐)など有名な機種などにも設定判別や出玉に変化を与えるといった影響力が大きいボーナス中のミニゲームがある。パチスロビートマニアにおいても、設定看破要素のひとつとしてボーナス中のミニゲームにおいて「ゲージの溜まり具合」といった設定差が存在している。
動画の難度はハードであり、決して全てが難しい曲のわけではないので、落ち着いてプレイしながらボーナスを消化することも出来る。また、ミニゲームをプレイしないでボーナスを消化するといったスピード重視の選択もする事が出来る。
パチスロビートマニアにとってボーナス中のミニゲーム自体がビートマニアである為、「ミニゲーム」という言葉では語るに足りない大きなアイデンティティが存在している。
筐体の寿命が気になる点ではあるけれど。KPEの新筐体には色々期待しているので、実際にホールで触れてその精巧なビーマニアを楽しみたいと思っている。