「倍率」採用の『パチスロ リッジレーサー』

元祖ハネスロ(オーイズミ)
http://777.nifty.com/cs/catalog/777_777/catalog_haneslot_1.htm

イオニア販売は4月9日、都内にて(株)バンダイナムコゲームス製のレースゲーム「リッジレーサー」とパチスロのゲーム性を融合した新機種『パチスロ リッジレーサー』(ニイガタ電子精機製)の発表内覧会を開催した。
 『パチスロ リッジレーサー』は、総発売元のパイオニア販売と製造元のニイガタ電子精機、開発支援の山佐の3社で構成する新ユニット「インパルス」の第1弾機種で、4thリールの「倍率」によって獲得枚数や同時抽選期待度が変動する新たなゲーム性や「リッジレーサー」の世界観を余すことなく表現した専用筐体などが大きな特長。納品は5月19日からスタートする予定。

 同機は4リール・4ストップの「クアトロシステム」を採用。右端の4thリールではボーナスや小役の払い出し枚数を×1・×3・×5の倍率によって決定し、さらに小役では倍率が高いほどボーナスとの同時抽選期待度がアップする。そのため、どの小役でも最終停止まで期待感が持続し、4種類あるボーナスもどれが成立したのかが最後まで分からない仕組みとなっている。

 ボーナスは、ゴールド(純増約360枚)・シルバー(同314枚)・ブロンズ(同200枚)・レギュラー(同81枚)の4種類があり、ボーナスの種類によって終了後に突入するRT「アタックタイム」のゲーム数が異なる。

 RTはゴールドボーナスなら次回ボーナス成立まで継続し、シルバーボーナスは55G、ブロンズボーナスは33G、RBは0Gとなっている。1Gあたりの純増枚数は0.5枚で、終了条件はボーナスの成立、規定ゲーム数の消化、パンク役(シングルボーナス)の入賞。パンク役の成立は液晶と音でナビされる。

 また、専用筐体は筐体上部の可動式ライト「リトラクタブルヘッドライト」や液晶上部のタコメーターによってレースカーをイメージさせ、大型ワイド液晶「キングディスプレイ」の搭載や先に紹介した「クアトロシステム」の採用など斬新なデザインとなっている。

リッジレーサーが好きな人は多い、ゲームの話ではあるけれど世界的に売れているレースゲームの中では一番の古株だと思う。今回、それを採用したことという事は大きいし、また新しい製作ユニット「インパルス」の一号機としても失敗はゆるされない。
ただ、倍率のシステムは上記に上げた元祖ハネスロにほぼ同じ、さすが「元祖」なだけある。
パチスロ機は筐体の使いまわしが多いが、山佐は5号機で同じ筐体をまったく使ってこない。今回のリッジレーサーに至っては、物凄くお金がかかっているというのがわかる。いわゆる版権物と呼ばれるアニメやゲームなどを題材としたパチスロ機は、それなりに売り上げが高くないと厳しい。

ともあれ、バンダイナムコは好きなので応援したい