新・吉宗の成功、影にはシェイク2

今月のパチスロ必勝本DXに、吉宗(大都技研)の成功は適正台数導入された結果だと書かれていた。
実は私もそう思っていた。シェイク2が導入されたのは秘宝伝(大都技研)と押忍!番長(大都技研)の入れ替えだった。不思議と5号機にも関わらず、全台シェイク2に入れ替わったホールが多かった。しかし、シェイク2は思いのほかユーザーの期待よりも「遊び」を重視したゲーム性で、1ヶ月足らずで多くのホールで空台の頻度が増えた。

需要と供給
パチスロ機に関しては、設定を入れる行為が存在する為にその機種の台数がホールに何台あるのかというのが重要だ。例えば、2台しかないマジハロ(KPE)に設定6を入れる頻度と、12台のマジハロに設定6を入れる頻度は異なってくる。結局のところ、機種の良し悪しというのは稼働率なんだと思う。最近の失敗例で言うと、戦国無双(山佐)がヒットしたので6台から18台に増やした場合、急激に客が飛ぶ機種になってしまった。このように、ユーザーが打とうと思える適正台数の設置が意外と難しい。

新・吉宗はシェイク2で慎重になったホール側がそれほど多くない台数を導入した。その結果、吉宗の稼動は適正台数の恩恵を受けて良い台として認識されている。ただ、6台設置している現状12台に増やすのは危険だ。せめて8台(2台追加)で、若干少ないという加減がいいと思う。まぁ、素人の考えだけど・・・。