パチンコを意識したのは5号機に入る時から?!

大都技研のパチンコ参入は予測できたことではあった。
というのも、5号機シェイク2では右下に擬似ミニデジが表示されており、スロットなのにパチンコのように数字が揃えばボーナスだった。
また、レバーと同時の演出であるカウントダウンも非常にパチンコっぽいものだ。
今でこそ、なんの違和感もないが最初打ったときはパチンコがスロットになったのかなぁという感覚だった。

新・吉宗に至っては姫ステージの演出がまんまパチンコになっている。
まぁ、実際にパチンコの演出が姫ステージでは物足りないけれど、パチンコを意識している作りになっている事は周知の事実だ。
こうした経緯もパチンコ参入が明らかになってみれば、どうりで・・と頷ける部分でもある。
パチスロ機はまだ2機種しか発表していない大都技研はもしかして、水面下で既にパチンコ機が完成に漕ぎ着けているかも知れない。
兎にも角にも、パチンコ・パチスロ両方で成功を収めているメーカーは数少ないので、どのようになっていくか楽しみだ。

押忍!番長がパチンコになるなんて、誰も想像してないけれど。それはそれで面白いのかなぁ・・
でも、やっぱり番長はスロットじゃないとね。

日工組に4社が新規加盟、加盟メーカーは30社に

日本遊技機工業組合では5月19日、KKRホテル東京において第48回通常総会を開催。井置理事長は懇親会の席上、多種多様な機械開発を継続し、特に少額で遊べる機械のシェア拡大を図る意向を示した。また地球温暖化対策に向けた省エネ機の開発の推進とともに、広域認定制度を活用し、使用済み遊技機の回収率向上も推進していくと述べた。

 懇親会では5月8日の理事会において承認された新規加盟メーカーの紹介も行われた。新規加盟メーカーは以下の4社/アムテックス(群馬県伊勢崎市、竹田勝社長)、オーイズミ(神奈川県厚木市、大泉政治社長)、大都技研(東京都港区、木原海俊社長)、ディ・ライト(東京都中央区、宮本雅文社長)。

 なお、事業報告書によると平成19年度のパチンコの証紙発給枚数は約340万枚(遊技盤81万枚含む)で、前年比約93万枚減、パチスロの証紙発給枚数は約51万枚で、前年比約31万枚増。型式試験の申請状況はパチンコ557件(うち適合391件)で前年比181件減、パチスロは147件(うち適合58件)で前年比12件増となっている。

ソース元:http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/news/contents/2541.html

パチスロの業界不振は多くの人が頭を抱えてる問題ではあるけれど、このタイミングで大都技研がパチンコに参入してきた。
個人的に大都っ子の私はパチンコでも大都らしい機種が出てくることを期待している。

「倍率」採用の『パチスロ リッジレーサー』

元祖ハネスロ(オーイズミ)
http://777.nifty.com/cs/catalog/777_777/catalog_haneslot_1.htm

イオニア販売は4月9日、都内にて(株)バンダイナムコゲームス製のレースゲーム「リッジレーサー」とパチスロのゲーム性を融合した新機種『パチスロ リッジレーサー』(ニイガタ電子精機製)の発表内覧会を開催した。
 『パチスロ リッジレーサー』は、総発売元のパイオニア販売と製造元のニイガタ電子精機、開発支援の山佐の3社で構成する新ユニット「インパルス」の第1弾機種で、4thリールの「倍率」によって獲得枚数や同時抽選期待度が変動する新たなゲーム性や「リッジレーサー」の世界観を余すことなく表現した専用筐体などが大きな特長。納品は5月19日からスタートする予定。

 同機は4リール・4ストップの「クアトロシステム」を採用。右端の4thリールではボーナスや小役の払い出し枚数を×1・×3・×5の倍率によって決定し、さらに小役では倍率が高いほどボーナスとの同時抽選期待度がアップする。そのため、どの小役でも最終停止まで期待感が持続し、4種類あるボーナスもどれが成立したのかが最後まで分からない仕組みとなっている。

 ボーナスは、ゴールド(純増約360枚)・シルバー(同314枚)・ブロンズ(同200枚)・レギュラー(同81枚)の4種類があり、ボーナスの種類によって終了後に突入するRT「アタックタイム」のゲーム数が異なる。

 RTはゴールドボーナスなら次回ボーナス成立まで継続し、シルバーボーナスは55G、ブロンズボーナスは33G、RBは0Gとなっている。1Gあたりの純増枚数は0.5枚で、終了条件はボーナスの成立、規定ゲーム数の消化、パンク役(シングルボーナス)の入賞。パンク役の成立は液晶と音でナビされる。

 また、専用筐体は筐体上部の可動式ライト「リトラクタブルヘッドライト」や液晶上部のタコメーターによってレースカーをイメージさせ、大型ワイド液晶「キングディスプレイ」の搭載や先に紹介した「クアトロシステム」の採用など斬新なデザインとなっている。

リッジレーサーが好きな人は多い、ゲームの話ではあるけれど世界的に売れているレースゲームの中では一番の古株だと思う。今回、それを採用したことという事は大きいし、また新しい製作ユニット「インパルス」の一号機としても失敗はゆるされない。
ただ、倍率のシステムは上記に上げた元祖ハネスロにほぼ同じ、さすが「元祖」なだけある。
パチスロ機は筐体の使いまわしが多いが、山佐は5号機で同じ筐体をまったく使ってこない。今回のリッジレーサーに至っては、物凄くお金がかかっているというのがわかる。いわゆる版権物と呼ばれるアニメやゲームなどを題材としたパチスロ機は、それなりに売り上げが高くないと厳しい。

ともあれ、バンダイナムコは好きなので応援したい

設定判別できない機種

設定判別が容易じゃない機種は、稼動がそれほどあがらない?
私が考えるに、エヴァ(ビスティ)などは設定判別要素が豊富にあり、正答率も非常に高いので一概に設定判別可能な機種の稼動が下がるわけではないと思う。しかし、エヴァにしても設定判別要素を過信しすぎると意外とハズレる可能性がある。つまり、絶妙な設定判別要素があればこそ、面白い部分もある。

簡単に設定判別できる機種というのは、高設定が狙い撃ちできるということ。つまり、低設定と見抜かれやすい。低設定とわかってしまえばその日の稼動はその時点で終わりということになり、ほとんど回収できない。これはホール側にとってはあまり良い機種とはいえない。じゃぁ逆に、設定判別が出来ない機種というのは、稼動が高いのか?というと、これも微妙だと思う。まったくもって設定判別要素がない機種というのはそれほど存在しないが、小役を数える事で若干の設定差が存在する機種が多い。こうした、地道な小役カウントというのはお店側から見ると「プロ」と勘違いされやすい。実際はセミプロだったりするかもしれないが、一般の素人はもはや5号機パチスロにはさほどいないのかも知れない。

絶妙な設定判別要素により稼動を維持する。判別要素が多くても、ひとつずつの判別要素の信憑性はそれほど高くないのが望ましく、トータル的に(3つぐらいの判別要素)設定を判別できる機種がよいのかなぁと思っている。

新・吉宗の成功、影にはシェイク2

今月のパチスロ必勝本DXに、吉宗(大都技研)の成功は適正台数導入された結果だと書かれていた。
実は私もそう思っていた。シェイク2が導入されたのは秘宝伝(大都技研)と押忍!番長(大都技研)の入れ替えだった。不思議と5号機にも関わらず、全台シェイク2に入れ替わったホールが多かった。しかし、シェイク2は思いのほかユーザーの期待よりも「遊び」を重視したゲーム性で、1ヶ月足らずで多くのホールで空台の頻度が増えた。

需要と供給
パチスロ機に関しては、設定を入れる行為が存在する為にその機種の台数がホールに何台あるのかというのが重要だ。例えば、2台しかないマジハロ(KPE)に設定6を入れる頻度と、12台のマジハロに設定6を入れる頻度は異なってくる。結局のところ、機種の良し悪しというのは稼働率なんだと思う。最近の失敗例で言うと、戦国無双(山佐)がヒットしたので6台から18台に増やした場合、急激に客が飛ぶ機種になってしまった。このように、ユーザーが打とうと思える適正台数の設置が意外と難しい。

新・吉宗はシェイク2で慎重になったホール側がそれほど多くない台数を導入した。その結果、吉宗の稼動は適正台数の恩恵を受けて良い台として認識されている。ただ、6台設置している現状12台に増やすのは危険だ。せめて8台(2台追加)で、若干少ないという加減がいいと思う。まぁ、素人の考えだけど・・・。

パチスロ「キン肉マン」(山佐)に見る5号機の可能性

5号機は遊べればよいという低射幸性が一般的な概念だが、実際はハイリスク・ハイリターン機(ハイスペック機)が人気になる。
5号機において、勘違いしがちなのはハイリターン(4号機でいう所の一撃○連チャンみたいなこと)の機会は減ったがハイリスクである点は未だに変わりない。当たらなければ当たるまでというのがギャンブラーの心情だとするならば、天井ボーナス放出がない5号機ではハイリスクを背負ってしまう可能性がないわけではない。

個人的な考えでは、2027(JPS)や戦国無双(山佐)、スーパービンゴV(ベルコ)などの様に出玉は荒波だが一撃という魅力(ハイリターン)が存在していた方がユーザー側には他の5号機に比べローリスクなのではないだろうか。もちろん、安定した出玉性能のジャグラーシリーズ(北電子)などはローリスク・ローリターンという5号機っぽい機種もある。
ただ、現状一撃の出玉に魅力を感じるスロッターは多いと思うし、キン肉マンなども万枚に到達する可能性は十分ある。こうした夢のある機種がギャンブルの世界には必要だと思う。キン肉マンについては時間があるときにじっくり語りたいけれど、山佐が目指している5号機は遊べて尚且つ一撃が凄い機種でありユーザーは自分の強運に惚れつつも、は4号機の瞬発力とは違った一撃で出玉を増やす快感に魅力を感じる。いうならば、作業効率みたいなものだろうか。仕事したブンだけ給料がはいるという感じのARTは、遊びにマジメ(?!)な日本人に適にしている気がしないでもない。

エヴァに甘デジタイプ、納品は5月18日から

フィールズはこのたび、『CRA新世紀エヴァンゲリオン プレミアムモデル』(ビスティ製)を発売すると発表した。納品は5月18日。
 同機は大当たり確率1/99.9、高確率時1/11.6の「甘デジ」タイプ。遊びやすさを新たな訴求ポイントに、アニメファンなど一層の新規客の掘り起こしが期待される。

引用元:http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/

パチンコには甘デジタイプという、遊びに特化した機種がある。
パチスロには機種ごとに設定が設けられており、出玉の量を設定によって調整する事が出来る。言ってみればホール側のさじ加減で筐体への印象も様々になってくるということだ。パチンコにおいては大当り確率は一定で、釘調節によって出玉の緩急をつけている。そのため、甘デジタイプにおいてはホール側が釘をきつく調整さえしなければ、デフォで100分の1の確率で大当りが巡ってくる。これは、ホール側というよりもメーカー側が「何はともあれ100分の1で当たる」という事を制限できるので、固定客を失うというマイナス的な要因は極力少ないと思う。

パチスロ機においては、メーカー側も設定の段階を6段階から4段階に減らし(言ってみればコレが甘デジかなぁ?)出玉の高低さ明確にする手段をとるようになった。しかし、ホールによっては客が飛んでしまう機種が存在するなどパチスロ機って生き物なんだなぁと思ってしまう節もある。
ともあれ、パチスロに関してはホール側に委ねられる部分が多いので、出玉による機種への印象もホール側の対応次第という事になる。メーカーにとっては祈るばかりなのだろうか・・。