パチスロと恋愛関係

誰かに恋したりするのは、お金はかからないかもしれない。ただ、恋愛関係になってから二人の愛情はお金というリアルも多少は影響を及ぼしてくる。例えば、彼女の誕生日に何かをプレゼントしたいと考えたときにお金がないから許してくれというのは、彼女の寛容な性格があれば成り立つものの、一般的にお金がないと言えない年齢であったり仕事をしている身の上だったりした場合はお金がないというのは通用しないいい訳だ。

とりわけ、彼女にパチスロの事を内緒にしていた場合は何に浪費してお金がないと言っているのか疑われてる事になる。もちろん、浮気して別の彼女に貢いでお金がない時もあったかもしれないけども、パチスロでお金がないといった場合パチスロを止めるように諭されるのが目に見えて解かる。だが、この場合相手へ恋愛感情の深さによってはもしかしたら自分はパチスロを一切やらないと誓うかもしれない。しかし、問題はこのように片方がパチスロ(ギャンブル)にはまっているのではなく、両方がパチスロをやっている場合だ。
お金がなくても二人は幸せだと思ったら、それは間違いだ。お金がなくてもお互いが精神的に裕福であれば、問題ないかもしれないがカップルがパチスロで大負けした場合はどうだろうか?お金がなければ、心も折れてしまっている状態ではよっぽど良いことがこの後ない限り険悪っぽいムードを引きずる事になり、何か案を出しても「お金がない」で切返されてしまう。パチスロ(パチンコ)も遊びといえるほど、のんびり出来ないのが実情であり、4000円をパチスロに使うのか、4000円でカラオケに一緒に行くかというと。彼女さえいればいいと思えば、カラオケで二人の落ち着いた時間を満喫したい。

パチスロが仕事であれば、彼女がなんと言おうとそれが仕事だからと反論できるかもしれないし、彼女もおそらく受け入れてくれるだろう。しかし、ゲーム業界で仕事をしている自分にとって、ゲームで時間を食われて彼女と会う時間がないと言っても解かってくれない。結局は、どれだけ相手を思っているのかという事が常に対極にある仕事や遊びと秤にかけられてしまって何を言ってもムリだと悟る。

なんでパチスロと恋愛関係なんかを語っているかというと、カップルシートが存在するお店が増えてきたからだ。カップルシートは二人かけのソファで決められた機種を打つのが一般的で、もとは新宿や渋谷、池袋など繁華街でカップルの若者向けのサービスだ。しかし、最近では普通にカップルシートを見かけるようになった。カップルで楽しく(って言っても負けてたら楽しくない)並んで遊べるのがコンセプトだろう。彼女と二人でいる時間を満喫したいなら、ホテルや自宅や個室のお店に行くのがベストでありカップルシートなんて座ってはいけないと私は思う。実際座った経験上、彼女が冬のソナタで私が海シリーズという展開で正直パチンコはあまり詳しくない自分にとって釘が多少は甘めであるという感覚はあるものの、彼女とならんでいると2000円目を投入した時に映画でもみるべきだったかと深く考えてしまう。

パチンコのカップルシートは釘が甘めだったりするかもしれないし、今は甘デジがあるからそれなりに遊んだと思う程度の出費に抑えられるかもしれない。しかし問題はパチスロカップルシートだ。パチスロは設定通りの挙動が多いので高設定を投入した場合彼氏に粘られて彼女は隣でのんびりしてるかもしれない。またはカップルシートなのに高設定の機種だけをブン回されて、片方が見てるだけってのもあり得る話だと思う。というわけで、カップルシートには高設定は入らない=負けるので結果的に楽しくない、二人の仲が険悪なムードになるという図式になってしまう。また、ホールはタバコ臭いのでそれがヤダといわれた行くことはないだろう。

私にとって、最近の悩みはバラエティコーナーのスカイラブがカップルシートへ行ってしまったということと、彼女はパチスロが好きではないと言うことだ。