RT機能の複雑化

規制が厳しいと言われている5号機では、リプレイ(ボーナス抽選なし)の出現確率を変更できるのみでボーナス確率自体を変動させる事が出来ないのは周知のことかと思う。こうした現状で連チャン(擬似連チャン)を作るにはボーナス間のコインロスをなくすということになる。こうしたRT機能を純粋に備えるだけではなく、ARTというナビありのRTにより出玉の向上を図るというものがある。
規則上、通常時の小役による獲得枚数とボーナス時の獲得枚数で制限されている。ただし、RT中のリプレイに関してはプラマイゼロに換算される。※3枚消化で3枚獲得というリプレイの構図ですが、「獲得」=プラスという計算にはならないのがリプレイのみ
RTストック機能を備えている機種は多々あるがこうしたシステムの複雑化がある種のパチスロ離れを加速させているという見方も出来ると思う。確かに様々なゲーム性を追求したパチスロ機は面白いが、安易に打つとその面白さを知ることが出来ないという点は敷居が高くなっている証拠でもある。パチスロ機の復興という点では出玉の向上なしにはユーザーの引き戻しは出来ないかもしれないが、負けが少ない機種を作ることで遊びとしてパチスロが浸透することが望ましい。おそらく6号機は5号機以上の出玉性能を持ってくるに違いない、それまで様々な新しい試みをしてみる絶好の充電期間だと私は思っている。