5号機筐体と4号機筐体の違い

改まって書く事ではないけれど、現時点で私が知っている5号機と4号機の筐体への規定の違いについて書いておく。
一番有名なのはリール裏のバックライトの消灯演出が出来なくなったこと。リールバックライト消灯演出が出来なくなった理由に、目押しの際のリール図柄の認識性の低下というのが挙げられている。「そんなに見づらかったか?」と思ってしまうが、大抵の場合はリール消灯はリール停止時に発生していた事が多かったのでリールが回っている状態のリール消灯はそれほど苦にならなかった気がする。また、JACゲーム中は強制的に15枚役が成立していたので、適当押しだったがその際などにリールが消灯状態だったりしたのを記憶している。ブラックリールなど、リール自体に色をつけることは可能だが、リール消灯が出来ずに演出の幅が狭まったことは残念だと思う。

プラネット(山佐)などのようなリール盤面上に液晶演出を展開するといったことも、視認性が悪い事から規則で禁止されている。プラネットの後継機が5号機で出る際にはELビジョンが搭載できないので、ELビジョンを応用するならば擬似リールと本リールと2種類を分ける必要があるだろう。例えるなら、魁!!男塾 (ロデオ)のような感じという事になる。演出とリール視認性の関係で禁止された代表的なことはこの2点だと思う。しかし、リール消灯に関してはリール枠の消灯を禁止していないので、リール枠を消灯させて同じような効果を出している機種も存在する。リール消灯を補う要素として、筐体パネルの点灯が目立つのが5号機だ。4号機から筐体パネルの点灯は可能だったが、意識するほどパネルの点灯は強調されていなかった記憶がある。しかし、5号機においては重要な演出部分としてパネルが激しく点灯する機種が多い気がする。あくまで個人的な感想だけれども。