ラブリージャグラーA(北電子)と4号機

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北電子の名機ジャグラーシリーズの5号機第2弾

5号機時代に突入しても4号機同様の人気と稼働率を維持し続ける名機ジャグラーシリーズ。
北電子5号機第1弾であるアイムジャグラーEXは5号機特有の機能である同時当選を採用しながらも、従来どおりの神のリール制御と完全告知、そしてジャグ連を可能とするボーナス確率を実現した。5号機時代突入後、各メーカーは様々なリバイバル機を出している。しかし、オリジナルの良さを引き出す事が十分出来ずに苦い評価になった機種の方が多いのが現状だ。北電子の5号機アイムジャグラーEXは小役成立時に期待できるという5号機同時当選の期待感を維持しながらも、完全告知の要素を前面に推したジャグラーの代表機種ほどのゲーム性を出している。
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北電子5号機、第2弾ラブリージャグラーAはゴーゴージャグラーV(4号機)をベースに5号機に進化したものである。ラブリージャグラーは同時当選なしの単独ボーナスのみのボーナス放出になっている。ジャグラーは単純なゲームシステムだからこそ、第1弾は同時当選を採用しバランスを重視した出玉の安定型であり、第2弾は単独ボーナスのみの純粋なジャグラーになった。ラブリージャグラーAは同時当選を採用していないため、出玉の安定性はアイムジャグラーに比べ劣るが瞬発力はラブリージャグラーAの方が上位であり、ラブリージャグラーの機械割はアイムジャグラーより高くなっている。

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ラブリージャグラーAの小冊子を見たことがあるだろうか?
まったく打たないという人には馴染みのない小冊子かもしれないが、ラブリージャグラーAの小冊子の中を見ると実に興味深いデータが掲載されている。それは、4号機ジャグラーシリーズとのリール配列比較とスペック表の比較だ。例えば従来の後継機のなどの小冊子を見てみると、演出を継承したものがほとんどで出玉やリール制御といった部分は小冊子にどの程度継承されているのか細かい説明はない。小冊子で従来の4号機ジャグラーのリール配列を比較してみると配列が似ていることがわかる。5号機になり、左リールの赤7がひとつなくなり全リールに赤7とBARがひとつずつ配列されているシンプルなリールになっている。
肝心なのは小冊子のスペック表。この出玉率を見てみると驚く事に従来の4号機ジャグラーよりも出玉率がわずかだが0.7%上昇している。また、ベース値も同様に従来4号機では平均50〜51のところ、5号機では平均52と全体的に上昇している。つまり、ラブリージャグラーAは4号機ジャグラーの忠実な再現を超えて、進化を遂げているということがわかる。