パチスロ小冊子

パチンコなどでも遊戯方法や宣伝も兼ねた小冊子があるが、パチンコのそれと比べると重要度が高いパチスロ小冊子。パチスロの場合はリール配列などを小冊子(最近では筐体付近に丁寧にリール配列が書かれたパンフがおいてある)などで、どの絵柄を狙うのが効率が良いのかを考える為に必要不可欠だ。
もちろん攻略雑誌を読んでいればその必要はないが、初打ちの機種の場合はパチスロの小冊子が大事になる。

パチスロ小冊子は特に形が決まっている訳ではないので、様々な形や装丁の仕方があり機種の個性をパンフレットでも表現している。山佐のパチスロ戦国無双は横長の小冊子であり、遊戯方法を詳細に書かれているほか裏面にはゲームソフトの紹介がある。大都技研の新・吉宗はいつも通りので、裏面のゲームソフトの紹介とケータイ大都Cityの紹介などがある。5号機に限って言えば、三洋物産のアドリブ王子の小冊子はもはや、小冊子と呼べるものではなく単語帳みたいな硬い素材に攻略方法が書いてある。
小冊子は大抵、自宅まで持ち帰ることが多いと思う。その為ホール内で役に立つリール配列などの情報とは別に、機種のノベリティやメーカーの公式サイトもしくはケータイコンテンツへの案内が意外とページを割いて書かれている。最近では、サミー・SANKYO・フィールズの3社出資によるスクール広告も良く見るだろう。小冊子を読むと、そのパチスロの醍醐味が端的に書かれている。つまり、パチスロの場合は打ち込めば解らない奥の深い演出やリール制御もあるが、パチスロの仕組み(演出上)の大まかなポイントや流れを知るには小冊子が非常に役立つ。

私はパチスロ機を作りたいので、様々ゲーム性を知ったりどのような演出がユーザーにとってアツい演出だったり制御だったりするのかをもっと学ぶ必要がある。その際に、小冊子を見ることでパチスロ機の流れを把握することで企画を作る際の参考になったりするかもしれないと考えている。パチンコの小冊子は物凄く秀逸で、パチスロなどの演出は発展種類が少ないが、パチンコは予告演出並びに発展演出が大きな要になっている。パチンコの小冊子を見るとリーチの流れが見ることが出来る。これでその機種の面白い部分、アツい演出やリーチなどのフローを知ることが出来てパチンコの企画もこのぐらいの流れはつくらないとダメだろうと推測できる。

小冊子、何気なく見ているがそこから読み取れる情報は意外と重要かもしれない。