2027X(JPS)に期待すること

http://777.nifty.com/cs/catalog/777_777/catalog_2027X_1.htm
JPSの進化、次回作がすぐに登場するというメイクドラマ

ヒット機種が登場した場合、そのゲーム性や性能を酷似させた機種が他メーカーから出ることが多い。はずしなどによるゲーム性を取り入れたスパイダーマンリングにかけろ1はその先駆で、多くの5号機がはずしを前提とした機種を開発・発表した。しかし、JPSの2027のバトルモード(BM)と呼ばれる、ボーナス確定後のARTを利用したゲーム性は他機種にはなくまったく新しいものであった。
そこで他メーカーもこれと酷似したゲーム性の機種を開発するだろうと予測されるが、2027の影響力が強かった為他メーカーとしてもまねしようにも危険が伴うと判断しただろう。本来、ヒット機種の後継機というのは2年や3年後に登場するのが普通だが。2027Xの登場は前作2027から1年も経過しないでのリリースとなりそうだ。

2027Xの早いリリース。
2027の続編がJPSの次回作という仕事の速さに驚かされる一方、目新しいゲーム性は期待できそうにない。現時点で解ってるのはBM突入時の継続率の判別要素があるということ、赤7(スペシャルリプレイ)揃い時の継続率に98%が選択される可能性があるということだ。2027における、グッズ販売などもまだ展開されず2027Xのリリースに合わせてくるという見方が自然だと思う。
後継機というのは、大抵の場合そのオリジナル機種に劣るのが通例でもある。2027Xが2027に比べられ、評価が下がる可能性も十分にある。それを回避するためには、それなりの新しい要素が必要であるが検定通過時期を考慮してもやはりそれほど違った性能を見ることは出来ないだろう。言い換えるならば、青ドンと赤ドンに近い組み合わせということ。

シナリオも新規書き下ろしであれば、新たなユーザーの確保も可能になるだろう。シナリオによる機種の評価という今までのパチスロ機にはない見方により、旧作の2027が半分ほどホールに残り2027Xが半分ほど入るということも十分考えられる。
やはり早すぎるリリースにはホール側もどのように対応するのか、前例が少ないだけに緊迫した判断を迫られていることだろう。しかしながら、ヒットすることは間違いないので、やはり数は入れると思う。続編が気になる私としては、是非ともBGMの音量と台詞の音量を調整して欲しいと思う。特に800G以降のBMではBGMの音量が低くく感じられるため、改良して欲しい部分もある。パチスロ機でシナリオを重視したゲーム性を楽しめる機種は2027の右にでる機種がないので、実に興味をそそられる。

※検定通過は7S0345 01/28/2008 ニーマルニーナナX 株式会社ジェイピーエス