年間最優秀機種決定戦!「パチスロ AWARD 2007」開幕!MIP編

http://777.nifty.com/cs/catalog/777_report/catalog_071026119710_2.htm
いろんな機種が出ました、2007年ありがとう。

777@niftyで開催されているパチスロアワード。打ち手から見てどの機種が一番印象に残ったのか?
今年からは2種類の審査方法が導入され、“総合的に売れた”機種と“もっとも印象に残った”機種を決定する。前者が「パチスロ AWARD 2007」で後者が「パチスロ AWARD MIP 2007」だ。そこで、今回はノミネート作品の良さを分析・解説していこうと思う。第二回目はMIP編です

ノミネート機種「パチスロ AWARD 2007」MIP編
スパイダーマン2(サミー)
リオパラダイス(ネット)
うる星やつら(銀座)
■スカイラブ(SNKプレイモア)
■もえろ!ハーレムエース(ネット)
■楽シーサーR(SANKYO)

パチスロ AWARD MIP 2007」は、メーカーの開発者の方がいろいろ考えられて作り出された技術性や革新性、世界観などの様々な観点において、発売台数などにはとらわれず、市場に大きなインパクトを与えたと評価したい“もっとも印象に残った”機種を表彰する部門。上記ノミネート機種の革新部分を再確認しながら、現在のパチスロの開発に関して深く掘り下げて考えてみようと思う

    • スパイダーマン2は「リプパンはずしを活用したハイスペック機の元祖」5号機検定では[全ての小役を獲得する]と決められていた為に、RT転落役をハズすことで[RT延命]を行う事が出来るという考え方自体がなかった。[RT延命]を行うことで機械割は設定5で111%、設定6で117%というハイスペック機になった。後のハイスペック機に多大な影響を与えた功績は計り知れない。ボーナス中の設定看破要素であるピザなど、演出以外の部分でも多いに個性を発揮したミスター5号機
    • リオパラダイスは「設定4段階5号機のパイオニアATリオタイムを搭載した出玉性能と同時当選をフルに活用した連続演出(プチRTあり)。NET初の5号機オリジナル筐体を採用し、大きな役物リオバンパーを搭載し2択ベル・共通ベルなど現在5号機の礎的な要素をメジャーにさせた。設定4段階「1・3・5・7」も拘りが感じられ出玉性能も申し分ない。設定看破要素にATリオタイム中のチェリー・チップの転落率があり、ボーナス確率が高く敷居が低くなっている。ボーナス中は3曲からBGMを選択できマンガも読めるなど他機種にはない魅力もある
    • うる星やつらは「最高払出し枚数480枚の一種BBメイン機種とRT搭載」ハイスペック機を作ってきたサミーグループ(銀座)が一種BB最大払出し枚数480枚を目玉にした機種。大都技研のSHAKE?でなかったRT(ガールハントタイム)を搭載したうる星は演出も豊富(君さりし後はハイパー確定)で、ノーマルビッグ中は「要目押し」の技術介入必須の設定看破要素がある。1回でも99mが出た時点で高設定確定だ。ボーナス中のBGMは期待された原作BGMではなかったものの、これはコレで良かったか?ボーナス確率が低く大ハマリもするが、「でるときゃでる」と言ってしまえばそれまで
    • スカイラブは「周期的なチャンスを前面に出したRT機種」チャンスゾーンと通常ゾーンの2種類を採用し、チャンスゾーンにてチェリー入賞で100Gの通常ゾーンへ転落。100Gには必ずチャンスゾーンが来るという5号機では不可能と思われた[周期的なチャンス]を再現した。チャンスゾーン中にチェリーより先にベル入賞でRT(トレジャータイム)へ突入するシステムはその後の多くの機種に影響を与えた。RTは完走型でボーナス当選後も遊べるし、高設定はスイカの同時当選率が高く出玉性能も高い。通常画面では内部状態がわかる演出(朝・昼・夜)とラブのコスチューム変更要素があり飽きさせない仕組みになっている。ボーナスの種類も豊富でたとえREGでも目押しが出来れば水着画像が見ることが出来る。ミッションビッグノーミスクリアでラブのお父さん(顔)の写真が見れる
    • もえろ!ハーレムエースは「補助機能なしで機械割112%を実現した機種」リール配列では2連チェリー絵柄が左リールに存在している。同時当選が主なボーナス当選要因で、2種類ある1枚役は同時当選100%。大ハマリをしない絶妙な出現率だ。リーチ目はリオパラのチップハズレ同様の出目だが、リオパラの良いところを全て吸収した機種。ボーナスのみの出玉性能で機械割112%はほぼ不可能と思われていたスペックで今でも希望の星。画面横の役物もパワーをまし、左はモニュメントで右はシャッター(レーダー)と実にユニークな左右非対称機種である点も評価できる。もはやネットの筐体は芸術の域に達したのかもしれない
    • 楽シーサーは「パチスロでシーサーがみれる」上記の流れでなぜ楽シーサーなのか?沖スロでありながら、高いボーナス確率が魅力で設定6で1/123、機械割109%を誇る。なんといっても筐体中央のシーサー様が小役成立のナビからボーナス確定まで全てを教えてくれる親切設計。(完全告知)派手な告知と意表をつくタイミング、「パパイヤ・パパイヤ・リプレイ」はボーナス確定の悶絶役で「たのし〜さ〜」と喋ってくれる。ボーナス後32Gは演出が頻発し、連チャンへの期待感を高める効果を出している。パネルは全3種類が出ており、楽シーサーで8000枚を出すほどの爆発力も秘めている、アヤし〜さ〜

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まだ語り足りない部分もあるが、どの機種にもそれぞれの良さというものがある。ある意味インパクトだったのは卑弥呼伝説(パレス工業)」だったけど。2007年は兎にも角にもネットの時代だったと思っている。リオパラ・熊酒場・ハーレムエース・カリビアンクイーン・ハワイ・ドリスタ、2007年の歩み(進歩)がこれらの機種から汲み取ることが出来るし、実りの多い1年になったに違いない