新・キャラ育成システム搭載の将棋パチンコ登場

 サンセイアールアンドディは4月3日より、全国各拠点ショールームなどでパチンコ新機種『CR月下の棋士』シリーズを発表した。納品はゴールデンウィーク最終日の5月6日から開始する。
 同機は1993年〜01年まで週刊ビッグコミックスピリッツ誌上で連載された同名の人気将棋マンガ「月下の棋士」(能條純一氏作)をモチーフ。将棋に明け暮れて育った主人公の氷室将介が、個性あふれるライバル棋士たちとの死闘を乗り越え、宿命のライバル・滝川幸次名人との対局を目指すという原作のストーリーを存分に活かしたゲーム性が魅力だ。

 とくに、対局を経て氷室が強くなっていくストーリー性を最も忠実に再現するのが「段位昇段システム」。同システムは『CRオグリキャップ』などに採用されたキャラクター育成システムをさらに進化させたもの。プレイ時間および大当たり回数によって氷室の段位が上がっていき、予告やリーチなどの演出内容もそれに応じてどんどん増えていく仕組み。プレーヤーのマンネリ感防止や探求心の向上を促すことにより、客滞率アップに期待が持てる。

 またサンセイお得意の役物を駆使した演出も見逃せない特徴。液晶画面右下に配置された金色に輝く「歩役物」は、図柄変動時やリーチ中などのさまざまなタイミングで回転し、「と金」に成り上がれば大当たりの期待感が一気に高まる。

 スペックはミドルタイプの『MH』(大当たり確率1/307.8、高確率時1/30.78、2Ror15R・9カウント、確変突入率62%・うち2R確変確率19%、全大当たり後100回転時短)と『SH』(大当たり確率1/351.8、高確率時1/35.18、2Ror15R・9カウント、確変突入率67%・うち2R確変確率17%、全大当たり後100回転時短)に加え、定評のある甘デジタイプの『PHW』(大当たり確率1/99.25、高確率時1/9.925、2Ror6Ror15R・8カウント、確変突入率60%・うち2R確変確率12%、全大当たり後30回転時短)の3タイプを発表した。

引用元:http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/

キャラクター育成のパチンコというのは、意外と面白そうでつまらないって言うのが私の印象。
そもそもキャラクターの育成がボーナスとあまり関わらないで独立して進んでいく傾向にあるのが原因で、ボーナス当選回数や演出と絡めて育成していくシステムを構築するのにはかなり手間がかかると思う。今回、私が一番気に入ってる演出は役物の「歩」が「と金」になるというもの。この演出に関してだけは個人的に二重丸をあげたい。打ち手がチャンスだということを素早く察知できる明快さとアツさが重要だと思う。段位によって、演出が変わっていくなどユーザーが打てば打つほど奥が深い機種なのは歓迎できるが、長々と一日打っていられる人はあまり居ないのが現実。