12月の廃業店舗数、暫定集計より悪化

ユーザーが余暇産業(パチンコ・パチスロ)から離れて行ってるとユーザー自身が感じる現状、その実態が数字となって現実に起きている事実を顕にしてきた。スロ屋が潰れてるとは聞いているものの、近所のスロ屋(パチンコもおいてるけど)は一軒も潰れてないのでなんとなくだが、他人事のような気がしていた。

 全日遊連は3月18日、昨年1月から月次実施している「新規店舗数及び廃業店舗数調査」に関する昨年12月から今年2月までの3ヶ月間に関する調査結果をまとめて発表した。
昨年12月分については暫定集計として1月末に一度発表されていたが、今回の集計によると、廃業店舗数が前回の暫定集計よりも40店舗多い175店舗。暫定集計でも2007年中の最悪を記録していた月間の廃業店舗数がさらに深刻な状況にあったことがわかった。2007年中の廃業店舗数の累計も暫定集計より42店舗多い1299店舗と報告されている。昨年12月末現在の営業店舗数は1万2700軒。全日遊連のパーラー加盟率は94%とされる。
 一方、08年1月と2月の廃業店舗数はともに72店舗ずつで、2ヶ月合計で144店舗。2月末現在の営業店舗数は12月末より270店舗少ない1万2430店舗となっている。
 また2月末現在の遊技機設置台数はパチンコ機276万6626台(前年同期比4962台減)パチスロ機152万81台(同30万8268台減)、その他も含めた総設置台数は428万8098台(同31万5083台減)という集計結果だ。

引用元:http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/
この結果を見る限り、パチスロ機の衰退は異常事態だという事が窺い知ることが出来る。31万台減少したうち30万台がパチスロ機、危機的状況だが12月における状態であり既に記事を書いている3月では状況は更に悪化していると考えたほうが無難だろう。
1ヶ月あたり約70店舗ずつ消えており、現時点3月まで上記結果から3ヶ月経過しているので210店舗近く営業を停止した店舗がある可能性がある。だが、1月には新・吉宗(大都技研)や北斗の拳2ネクスト(サミー)など話題の筐体が登場している。9項目が緩和されたパチスロ機(新5号機)の導入が早くて4月、少しでも勢いが戻ってくることを期待したい。