RTへのシフトの仕方

戦国無双(山佐)などは、ボーナス終了後必ずARTへ突入する。ARTパンク役のナビ率はボーナス当選時のモード(低確・高確)によって変動し更にプレイヤーのボーナス中の2択10枚役の入賞回数によって変化する。RTによる出玉の波の向上はゲーム数を引き換えに、出玉を着実に増やす方法がメジャーだが、実際のところRTメイン機種の普及により夕方から打つような人向けの機種は少なくなってきている。
新・吉宗(大都技研)はボーナス中のJACゲーム入賞毎にボーナス終了後のRT突入抽選を行っている。これはプレイヤーによるヒキによって、戦国無双のように継続ゲーム数が変化する物と少し違っている。それは、RT突入抽選時に既に100GのRTに当選していた場合、次のJACの際に300GのRTに当選するとRTゲーム数は100Gから300Gへ書き換えられる。逆もまたあり、これは入賞によって回避できるものではなく、成立した時点で適応される。プレイヤーにとってマイナス的なニュアンスが生まれる300Gから100Gへの格下げRTを導入してしまった事で、ボーナス中にも不幸を目の当たりにする可能性が出てきた。
吉宗の場合はプレイヤーに100Gか300Gかを選択する権利はない。RTの書き換えを行わざるを得ない理由は複数あるが、そもそもRTゲーム数を2種類にした事が少しばかり残念な結果だと思う。中間をとって200GのRTでも良かったと考えている、リングにかけろ1(銀座)などは同色7揃いで200GのRTであり、当然RT中にボーナスを引けないこともある。

龍神伝(タイヨー)
http://777.nifty.com/cs/catalog/777_777/catalog_ryujinden_1.htm
龍神伝ではボーナス後にチャンスゾーンが存在し、特殊リプレイの入賞でRTへシフトする。特殊リプレイには2種類あり33GのRTと333GのRTだ、チャンスゾーンは各種ボーナスによってゲーム数が異なっており、33GのRTの入賞を回避しながら333GのRTの特殊リプレイを待つ方法がメインになる。33GのRTの特殊リプレイが成立した場合、逆押しによる消化で通常リプレイが揃うようになっている。プレイヤーが33GのRTにこつこつ入るか、それとも333GのRTを果敢に待つのか・・・
RTの突入や継続ゲーム数をプレイヤーに委ねる事がギャンブルのメインになっている。しかし、RT機能を付加することでお店の1台あたりの粗利は減少するという側面も否めない。