2007年パチスロランキング後編(パチスロ必勝本DX2月号を参考に考えてみた)
愛読書であるパチスロ必勝本DXにて、遂に2007年のパチスロランキングが発表された。
〇読者ランキングベスト10
順位 | 機種名 | メーカー |
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1位 | リングにかけろ1 | 銀座 |
2位 | 新世紀エヴァンゲリオン〜まごころを、君に〜 | ビスティ |
3位 | 2027 | JPS |
4位 | パチスロ戦国無双 | 山佐 |
5位 | パチスロ マーベルヒーローズ | タイヨーエレック |
6位 | パチスロ マジカルハロウィン | KPE |
7位 | もえろ!ハーレムエース | ネット |
8位 | 青ドン | ミズホ |
9位 | スカイラブ | SNKプレイモア |
10位 | シェイクⅡ | 大都技研 |
11位リオパラダイス(ネット)だった。
編集部ランキングの上位に来る機種と読者ランキングの上位に来る機種には様々な相違点が見られた。読者(打ち手)はパチスロ5号機に何を望み、そして何のために打っているのか。前回の編集部ランキングとの相違点も踏まえて考えたいと思う。
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読者ランキングベスト10全機種の最高設定機械割の平均114.02%になる。編集部ランキングと比べ若干高い数値になっている。やはり大量獲得という夢を求めて打つというのが一般的な考えだと思う。機械割に関して言えば、編集部ランキングには登場していたラブリージャグラーが欄外になっている。ラブリージャグラーと言えば最高設定機械割が107.88%で、編集部ランキングでは唯一機械割110%を切った機種でもあった。読者ランキングではギャンブル性の高い機種が上位に食い込んだ。戦国無双・マーベルがランクを上げたが、逆にマジハロなどが下がっている点も面白い。マジハロは出玉性能は申し分ないが、やっぱりART(カボチャンス)が他機種に比べ物足りない所や萌え要素に傾倒している所などファンはきっと分裂したに違いない。
読者ランキングに初登場した機種で、ラブリージャグラーの枠を奪ったのはシェイクⅡだった。シェイクⅡはスゴビ搭載の派手な演出と一種BB搭載の大量獲得機だったが、サボハニ待ちのゲーム性に退屈を感じる事も少なくない。そうした結果稼動率は中の中といった感じで、他機種に比べ何か秀でていればそれを素直に評価するのが読者だと感じた。
編集部ランキングでは勝てる機種がランクインしたが、読者ランキングでは簡単には勝てない機種。つまり安定性よりも出玉性能が高い機種が上位に選ばれた形になったと思う。出玉性能が高い=面白いという素直な結果だと感じる。読者ランキングから萌えスロの評価が高いという事が汲み取れる。11位にリオパラがランクインしてるのも顕著な例で、スカイラブの評価も高い点など、読者は出玉性能と萌え(癒し?)的なエンターテイメントを求めてる気もする
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編集部・読者ランキング共に評価が高かった機種がエヴァだった。
タイアップ機種でありながら、パチスロ的な事(リール制御や演出・ゲーム性)のバランスが素晴らしかった。上位にある機種はどれもが高設定だと凄まじい出玉性能を発揮するのに対し、エヴァは高設定のみならず中間設定でも十分演出を楽しめるだけのスペックを維持しているということ。2027や戦国無双・マーベルといった機種は一撃を重視したつくりのため、出玉のバランスをあえて崩したゲーム性を用いている。出玉のバランスを敢えて偏らせる事でギャンブル性を出した機種が読者の心をつかんだが、高設定の機会になかなか恵まれない機種はやはり順位が落ちていく可能性も高い。
人気でありながら、ゲーム性のバランスにも優れているエヴァは5号機の中でもお手本的な存在と言ってもいいかもしれない。ギャンブル性が付加的要素として成立つほどのエンターテイメント性こそ、5号機の目指している遊スロなのかもしれない