新世紀エヴァンゲリオン(ビスティ)

http://777.nifty.com/cs/catalog/777_777/catalog_eva_1.htm

エヴァを知るということは5号機を知るということ

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのタイアップ機『新世紀エヴァンゲリオン』が、純然たるパチスロ機では初となる「5号機規則適用機」として華々しく登場した。

当時人気だったパチンコエヴァンゲリオンを作っていたビスティから登場した。
5号機初のパチスロエヴァという強力なタイアップ機であったことは、5号機と4号機両方が存在したホールで4号機から客をシフトさせる為には有効な手段だったと思う

プレイヤーは原作でお馴染みの登場キャラクターである「碇シンジ(青)」「綾波レイ(黄)」「惣流・アスカ・ラングレー(赤)」のいずれかのパネルに乗り込み、出玉の獲得を目指すこととなる。それらの各パネルには固有の演出が存在するのが大きな特徴で、登場人物や台詞などの違いを見極めつつプレイすれば、飽きることなく長い期間楽しむことができるはずだ。

筐体のパネルで演出内容が違い(性能は同じ)、ホールでは3種類全部導入する所が多かった。
こうした演出を交えたパネル活用は今までに前例がなく、実に面白い要素だと言える。
5号機初でありながら、挑戦に満ちた筐体であったと言えるだろう

機能面で特筆すべきは、「BIG獲得枚数の制限」「小役目押し等の基本的なものを除く、技術介入性の排除」「リプレイタイムの存在」の3点

BIG獲得枚数の制限*1、これは単純に5号機の規則の話。技術介入性の排除は「遊技の公正を害する調整を行うことができない事」*2という一行だけの5号機規則文からの影響

まず一つ目は、BIG成立時は、赤7・青7・黄7が全て別フラグとなっている事。
その為、液晶上に表示されたボーナス図柄以外で揃える事は不可能となっている。

5号機ではBIG成立時に揃う絵柄も決められる。4.7号機の「俺の空」の時のようにBIG時にひとみや一平など好きな方を揃えるということは出来なくなった。別フラグとは、BIG絵柄ごとに抽選しているという事でBIG確定後に絵柄を振り分けている訳ではない

REG終了後は背景が夕方となり100ゲームのRT(リプレイタイム)レイチャンスに突入する。
レイチャンス中は、リプレイ確率が大幅にアップする為、持ちコインを減らす事なく100ゲーム消化する事ができる。モチロンその間、ボーナスの抽選も行われている。

初代5号機で既に搭載されていたRT機能は今後飛躍的に役割が向上することになる。
ボーナスの抽選はRT中も継続して毎ゲーム行われる事からパチンコの時短的な感覚と確変的な感覚を一時的にかね合わせることが出来る。しかしながら、前述した公平性の問題上ボーナス確率を上昇させる小役の出現率を一時的に上げることは出来ない

今までの常識ではチェリー成立時には、左リールにチェリーが出現すれば小役獲得となっていたのだが、本機では、チェリーは右リールに出現時が小役獲得となっている。その為に、左リールにチェリーが出現した場合に、右リールにもチェリーを目押ししなければ、チェリーを獲得する事ができない。

初代5号機でありながら、チェリーに関してはその後の機種へかなり影響を与えている。上記性能を活かした巧妙なナビ矛盾(?)は左リールにチェリー停止時に、ボーナス(赤7BIG)に当選した場合赤7下のチェリーを枠内に狙った場合3コマスベって赤7が止まる可能性がある

*1:5号機規則でBIGは360枚以上かつ480枚を越えないとされている

*2:一行だけですが、解釈基準では抽せん確率や遊技状態を勝手に変える機能、リプレイの当選フラグが立っているのに、リプレイが揃わない配列や制御、1ゲームが4.1秒未満を例に挙げていることになる。
つまり、ナビ矛盾なども意図的に出来ないという事になります